ハードカバー
ピカレスク
9781439798690
- フォーマット: 罫線
- Closure: ゴムバンド
- GSM (紙の厚み): 120 gsm
- エッジプリントあり: Yes
- ポーチタイプ: フリーポケット
- サテンリボンマーカー
- 100%リサイクルされた製本用ボード
- 装飾付きの印刷表紙用紙
- 見返しに、クレジット情報と著作権情報、ならびに元の作品の歴史的背景を記載
- 必要に応じて、糸による縫い付けと接着剤
- 酸を含まない持続可能な森林紙
- メメントポーチ
Don Quixote(ドン・キホーテ)、 Samuel Pickwick(サミュエル・ピクウィック)、 Sebastian Dangerfield、 Huckleberry Finn(ハックルベリー・フィンの冒険)。悪者だけど親しみやすいいたずらっ子の典型のような主人公は、私たちにとってはおなじみですが、その起源についてはよく知らないのではないでしょうか。おそらくどのキャラクターであっても、Alain-René Lesageが書いたピカレスク小説「Gil Blas」の主人公、Gil Blasほど魅力的なアンチヒーローをうまく体現している人物はいないでしょう。
ピカレスク小説では、愛きょうのあるペテン師は喜劇的要素と皮肉を混ぜ合わせて描かれます。1700年代前半に出版された「Gil Blas」は、Edgar Allan Poeから「世界一の優れた物語」と評され、Thomas Jeffersonの愛読書リストには重要作品として名前を連ねていると言われています。Lesageの作品はこの分野を定義づけたとまで言われていますが、実際は1554年に匿名で出版された中編小説「Lazarillo de Tormes」の物語の影響を受けています。このスペイン語の作品は「ピカレスク」という用語の由来となったもので、「悪漢」を意味する単語「picaresca」から生まれました。これにより、堕落したあるいは不条理と見なされた社会で、自身の知恵だけで生き抜く下級階層の「picaro(ごろつき)」という主要登場人物のキャラクターが確立されました。
ピカレスクの分野の基礎をなすこれらの2作品は、共に1848年に出版され、このたびのデザインも当時の製本を再現したものです。魅力的な悪党のGil BlasやLázaroの精神に触れると、自分も悪党になってみたいとか、あちらこちらと非現実的な冒険にくり出したいと思うかもしれません。












