ソフトカバー
9780349713656
- フォーマット: 罫線
- Closure: ゴムバンド
- GSM (紙の厚み): 100 gsm
- エッジプリントあり: Yes
- ポーチタイプ: フリーポケット
- サテンリボンマーカー
- 100%リサイクルされた製本用ボード
- 装飾付きの印刷表紙用紙
- 見返しに、クレジット情報と著作権情報、ならびに元の作品の歴史的背景を記載
- 必要に応じて、糸による縫い付けと接着剤
- 酸を含まない持続可能な森林紙
- メメントポーチ
アナ・アトキンス(1799-1871)は、ロマン主義時代に成人を迎えた植物学者で写真家です。彼女は写真画像を使った本を最初に出版した人物と考えられています。それは現代の人々が一般的に想像する写真集とは違い、サイアノタイプと呼ばれる非常に珍しく美しいやり方を用いて、数百もの藻の見本を見せる科学書のようなものでした。
19世紀は目を見張る進化と開発を遂げた時期です。1842年にサイアノタイプを発明した有名な天文学者のSir John Herschelは、自身の発見をアトキンスと共有しました。1年後、アトキンスは独自のサイアノタイプを作り始め、海藻を視覚化して、その情報を広めようとしました。その結果、プルシアンブルー色を背景に、まるで空間を縫って踊っているかのように見えるこの世のものとは思えない優美な姿をとらえることに成功したのです。
続けてアトキンスは藻の異なる種のプレートを大量に制作し、およそ411プレートを使って「Photographs of British Algae: Cyanotype Impressions」を出版しました。10年以上の間に12パート、2巻からなる本が出版されました。ここで再現したのは、「Dictyota dichotoma, in the young state; and in fruit」と名づけられたプレートの一つで、アトキンスの目的や手法への興味深い取り組みの詳細を伝えるイントロダクションの1ページで使われています
彼女の本は初めて継続的に写真を科学に応用したもので、とりわけこの上なく美しいアート表現と創作の見本という意味でも、この本の誕生は写真と出版の両方の歴史における画期的な出来事となりました。とはいえ、アトキンスは本の「British Algae」が評価されることを求めたわけではなく、彼女のフルネームもページのどこにも記載されていませんでした。ニューヨーク公共図書館とのコラボ作品の一つとして、本デザインを発表することで、アンナ・アトキンスの業績をたたえられれば嬉しく思います。













